GarageBand ライブループで遊ぼう
iPhoneやiPad版ガレージバンドは「ライブループ」が使えます。
ライブループとはアップルループと呼ばれる曲の演奏データをならべて
セットにしたものです。
いろいろなジャンルのセットが選べて、ゆびさき1本で演奏の順番を入れ替えたり、
エフェクト効果をつけたりして、まさにDJ感覚であそべます。
【もくじ】
1. ライブループのジャンルを選ぶ
2. 曲を再生する
3. エフェクトで曲をリミックスする
4. 曲の録音と保存
5. 曲を音声ファイルに書き出す
Youtube で動画の解説もしていますので、ぜひこちらもご覧ください。
1. ライブループのジャンルを選ぶ
まずガレージバンドアイコンをタップしてから [曲を作成] をタップします。
画面上部のバーをスライドさせて [LIVE LOOPS] にするとジャンルが並んでいます。
「Sound Library」から新しいジャンルを追加することもできます。
ライブループ ジャンル選択画面
新規ライブループ追加画面
今回はEDMでいってみましょう。
ライブループ演奏画面
四角いマスが並んでいて、中に丸いドーナツみたいなものが入っています。
これを「セル」と呼びます。
セル1つ1つが演奏データになっていて、同時に鳴らしたり、順番に鳴らして
曲を演奏します。 黒いセルは演奏データが入っていない状態です。
2. 曲を再生する
画面上のプレイボタンをタップすると楽器アイコンが並んでいる右隣のセル
タテ1列が繰り返し再生されます。
各列の一番下にある上向き矢印をタップすると、その列にあるセルが
同時に再生されます。
もう一度プレイボタンを押すと停止、四角いストップボタンで一時停止です。
セルを直接タップするとそのセルが単独で再生されます。
演奏中に別のセルをタップすると追加で再生されます。
セルを再生中に同じ楽器の別のセルをタップするとセルが入れ替わります。
3. エフェクトで曲をリミックスする
次に「リミックス・エフェクト」を使ってみましょう。
画面右上の[FX]ボタンをタップすると下にコントロールパネルが出てきます。
DJのようにスクラッチや逆再生など入れて、曲をリミックスできます。
XYパッドの効果を変えたり、パッドをロックして複数のエフェクトを重ねたり、
ジャイロコントロールをオンにすればiPhoneを傾けてエフェクトを入れたりできます。
曲のサンプルはこちら。
4. 曲の録音と保存
リミックスした曲を録音して保存もできます。
画面上の録音ボタンを押すと4つカウントした後に録音がはじまります。
曲の演奏とエフェクトが同時に録音されます。
停止・再生・録音ボタンのどれかをタップして録音を止めます。
録音停止後に画面左上の [トラック表示ボタン]で表示を切り替えると
録音された曲とエフェクトのトラックが確認できます。
画面左上の [ファイルブラウザー] アイコンをタップして保存完了です。
GarageBandプロジェクトデータで保存されたので、アプリを終了しても
次にこのファイルを開けば編集が出来ます。
5. 曲を音声ファイルに書き出す
曲のサムネイルを長押しするとメニューが出てきます。
ここでファイル名を変えたり、削除、コピーなどができます。
曲をSNSに投稿したり着信音にしたい場合は音声(オーディオ)ファイルに変換します。
以下の図では音声ファイルをiPhoneやiPad内に保存する方法を説明しています。
最後に
今回はライブループの使い方をさらっと説明しました。
セルを自由に追加・編集したり、自分でオリジナルのライブループを
作ることもできます。
ちょっとしたスキマ時間に、いろいろなジャンルのループを演奏したり、
エフェクトでリミックスを楽んでいただけたらうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。